■マイントピア別子

住友興隆の地・別子銅山跡の資源を活用し集客空間化
温浴施設で地元の固定客、他の産業記念館とのネットワークで広域対応
広大に広がる銅山遺構と自然が、新たな誘致訴求資源に



 鉱山跡を集客施設化してマインパークでも、「別子銅山」(愛媛県)は、銅山を開坑から閉山まで一貫して住友が経営し、住友グループの原点とも言われるほどの歴史を持つ名門鉱山であった。その閉山にともない、跡地の再生による地元の再活性化を第一に、閉山18年後の平成3年(1991年)にオープンしたのが「マイントピア別子」である。

 鉱山の歴史と産業・社会学習を、「観光坑道」で見学した後、広場で好きに遊んで飲食施設で腹を満たす的な場に終始する、一般のマインパークの施設構成とはひと味違う。集客を高めて収益を確保し、それを資源に来場者満足を高める投資に回すというビジネスが確立している。


 「レジャーパークの最新動向」では:集客施策と施設づくりを、鉱山遺構の観光化をどのように工夫しているのかを探っている。


※誌面の一部を紹介します


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